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昔は各社独自の設計思想に基づいて車輌製造が行われた

“失われた20年”が続き
株主の顔色ばかり伺う経営手法が幅を効かせ始めてからは
車両オリジナリティーはほぼ消滅

中部圏の名古屋鉄道は日本車輌『ブロック工法』1本

関西エリアでは南海電気鉄道を除き各社オリジナリティーはまだある
(南海はJR東日本設計思想の車両導入に舵を切っている)

関東エリア民鉄協大手各社
東武 →HITACHI・近畿車輛製とも製造メーカー問わず“A-train”仕様
西武 →東武同様HITACHI・川崎重工製とも製造メーカー問わず“A-train”仕様
東M  →東武・西武同様HITACHI・川崎重工・近畿車輛製とも製造メーカー問わず
    “A-train”仕様
東急 →旧東急車輌~J-TRECの関わりで“JR東日本共通設計”車両
京王 →9000は日本車輌“ブロック工法”・5000はJ-TREC“SUSTINA”だが
    大まかな車両設計寸法が実は共通という
小田急→3000は日本車輌“ブロック工法”・4000はJ-TRECの“E233系”仕様だが
    大まかな車両設計寸法が実は共通という。京王と同じ
京成 →3000は日本車輌“ブロック工法”だがJ-TRECでも同じ仕様で作られた車両もあり
    大まかな車両設計寸法が実は共通という。ここも京王や小田急と同じ
京急 →1000形ステンレス車、J-TREC&川崎重工で製造
    209系の設計思想が各パーツに見られる。
    基本設計は共通するも細かい部分は
    それぞれのメーカー独自で処理していいという思想
相鉄 →現在はJ-TREC仕様の1本だけ

東武・西武はA-train仕様

他は18m・20m問わず
『209系の“基本車両設計寸法があれば細かい点についてメーカーそれぞれの仕様で製作していい”』

日車ブロック工法の製造車種でも
基本設計は“209系”の思想を受けているんだね

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